
箱を押して歩く
本などを入れて重くした段ボール箱を、子どもがつかまって押して歩く遊びです。手押し車の代わりに、家にある物でできます。重さがあると箱が急に進まず、ゆっくり歩けます。広い所で、大人が前で待ちます。
- 目安の月齢
- 生後10か月からごろ
- 用意するもの
- 中に本などを入れて重くした段ボール箱
やり方
1段ボール箱に本などを入れて重くし、子どもの前に置きます。
2箱につかまって押すと進むのを見せて、子どもが押して歩きます。
3広い所で、大人が少し前で待ちます。着いたら一緒に喜んで、向きを変えてまた進みます。
月齢ごとの変え方
10か月〜1歳ごろ
つかまり立ちができたら、箱を支えにして立つ遊びから。箱は重めにして、急に進まないようにします。
1歳ごろ
押して進みます。大人は少し前で待ち、届いたら抱きしめます。こども家庭庁の調査(令和5年乳幼児身体発育調査)では、ひとり歩きができる子は1歳0〜1か月未満で47.9%、1歳2〜3か月未満で83.0%でした。
1歳半ごろ
ぬいぐるみを箱にのせて運ぶ、「電車」ごっこにするなど。歩けるようになったら、引っぱるおもちゃで遊ぶのも楽しいです。
うまくいかないとき
箱が進みすぎて転ぶ
中の本を増やして重くします。じゅうたんの上など、すべりにくい床で遊ぶと進みすぎません。
箱が重くて動かない
本を減らします。押すとゆっくり動くくらいが目安です。
箱の中に入りたがる
中の本を出して、箱に入る遊びに切りかえても。押すのは大人の役にします。
気をつけること
- 転んで家具の角に顔や頭をぶつけることがある。角の丸い家具やクッションテープで工夫する。出典:こどもの事故防止ハンドブック 挟む・切る・その他の事故(こども家庭庁)
- ハイハイの頃から階段での転落が起きる。転落防止の柵を付け、閉め忘れないようにする。出典:こどもの事故防止ハンドブック 転落・転倒事故(こども家庭庁)
- 段ボール箱のホチキスの針や、切り口のとがった所がないか先に確かめる。
関係する発達の目安
こども家庭庁の調査から計算
- つかまり立ち:半数ができるのは生後8か月、9割は生後11か月ごろ
- ひとり歩き:半数ができるのは1歳1か月、9割は1歳4か月ごろ
この遊びに使えるおもちゃ・絵本
よくある質問
箱押しは何か月からできますか?
つかまり立ちができるようになってからが目安です。時期には個人差があります。
どんな箱がいいですか?
子どもの胸くらいまでの高さの、丈夫な段ボール箱。ふちの切り口やホチキスの針がないか確かめます。
家の中で気をつけることは?
家具の角や階段から離れた広い所で。こども家庭庁の事故防止ハンドブックでは、ハイハイの頃から階段での転落が起きるとして、柵を付けるよう呼びかけています。
1回に何分くらい?
数分くらい。何往復かしたら休みます。
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